ふとんのかとう

1日の人の平均睡眠時間はおよそ6~7時間ほど。1日24時間ですから、そのうちの6~7時間を眠って過ごすとは1日の4分の1程度を睡眠に使っているわけです。それも睡眠は基本的に毎日のことです。つまり、人は生きている時間の4分の1ほどを睡眠に使っているといっても過言ではないわけです。
​ふとんは、その4分の1の時間をともに過ごす相棒のような存在です。相棒に対して粗末な扱いをすることで、結果的に自分が損害を被ることもあります。
たとえば、何年何十年と汚れを放置すれば、ダニやそのほかの雑菌やウイルス等により皮膚炎や感染症になったりするでしょう。長年使い古して薄くなってしまったふとんで睡眠をとり続けていると、そのふとんには弾力性はほとんどなく腰や肩などの身体を痛めてしまうこともあるでしょう。
​また、ふかふかのふとんで眠ることで自然と深い眠りにつくことができるといわれています。深い眠りにつくことの大きなメリットの1つは、リラックスできること、疲れがとれることだといえるでしょう。このことはとても重要です。前日の疲れやもやもやを一旦リセットし、また朝から1日なにごとにも励む気持ちをもたせてくれます。つまり、精神面での健康にも影響しているのです。